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2025/6/10

ビットコイン準備金法制化とは?米国で進む仮想通貨政策の恒久化計画

はじめに

米国では、トランプ大統領の「ビットコイン準備金政策」を法制化しようとする動きが加速しています。共和党のティム・バーチェット議員はこの政策を恒久的なものにするため、法案HR3798を下院に提出。法制化されれば、大統領が変わっても容易には撤回できず、仮想通貨政策が安定化する可能性があります。

本記事では、この法案の概要や特徴、今後の注目点を整理して解説します。

【概要】

ティム・バーチェット下院議員(共和党)は、トランプ政権のビットコイン準備金に関する大統領令を恒久化する法案「HR3798」を提出。これは政府が保有する押収ビットコインを戦略的準備資産とする政策を法的に固定化する試みであり、将来の大統領による一方的な撤回を困難にします。併せて、他の2つの大統領令も法制化を目指しており、仮想通貨政策の長期的安定を目指す動きが広がっています。

【特徴】

  • 恒久化の狙い:大統領令を議会承認を必要とする法律へ昇格させ、政権交代時の撤回を困難に。

  • 法案HR3798の内容:ビットコイン準備金の保有と売却禁止を規定。ほかの2つの大統領令(公共放送支援廃止、医薬品国内生産促進)とともに同時提出。

  • 準備金の構成:刑事・民事で押収したビットコインが対象で、納税者負担なしの備蓄拡大も可能。

  • トランプの政策的背景:選挙公約でビットコイン備蓄を支持し、米国を仮想通貨大国とするビジョンを推進。

【 注目ポイント】

  • 法制化による制度安定化:政権交代でも政策の継続性が担保される。

  • 仮想通貨政策の政治化:共和党がトランプ主導でビットコイン推進姿勢を強化。

  • 市場への影響:ビットコインの国家保有が恒常化すれば、需給・価格に長期的な影響も。

  • 今後の議会動向:法案可決の行方が仮想通貨業界の将来に大きく関わる可能性あり。

 まとめ

ビットコイン準備金に関する大統領令の法制化は、仮想通貨政策の恒久化と政治的安定を目的とするものです。もし成立すれば、政権が変わっても仮想通貨政策が揺らがず、米国がビットコイン大国としての立場を固める大きな一歩となるでしょう。今後の議会審議とその結果に注目が集まります。

(参照):米議員がトランプのビットコイン準備金令を法制化へ 大統領交代でも撤回困難に