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2025/9/4

仮想通貨規制の迅速対応を提唱|WebX2025

はじめに

2025年8月25〜26日に東京で開催された国内最大級のWeb3カンファレンス「WebX2025」では、米商品先物取引委員会(CFTC)のキャロライン・ファム代理委員長が登壇し、米国における仮想通貨規制の方向性について語った。ファム氏は「既存の金融規制の枠組みを活用すれば、新しい法律を一から設計するよりも迅速に市場へ対応できる」と強調した。

概要

  • 対談テーマは「規制の再構築:アメリカの新デジタル資産規制枠組み」

  • ファム氏は、SEC(米証券取引委員会)とCFTC(米商品先物取引委員会)の既存権限を活かすべきと主張

  • ステーブルコイン規制を含む「ジーニアス法案」について解説

  • 既存の国際金融枠組みを利用することで、国境を越える仮想通貨市場にも対応可能と提案

  • CFTCはイノベーション促進と不正行為の取り締まりを並行して進めている

特徴

  • ジーニアス法案

    ステーブルコインを銀行発行型と非銀行発行型に分類し、州または連邦レベルで認可。既存の「デュアルバンキングシステム」に倣う仕組み。

  • 既存権限での柔軟な対応

    新しい規制カテゴリーを作らずとも、既存のSEC・CFTCの権限を活用することで、証券取引所やブローカーディーラーで非証券資産を取引可能にできる。

  • 国際的な互換性

    現行の金融枠組みは国際的なアクセスを前提としており、仮想通貨市場のグローバル性と親和性が高い。

  • 不正行為の取り締まり強化

    イノベーション推進と同時に、詐欺・市場操作などの監視・執行を強化中。

注目ポイント

  • 市場効率化の可能性

    ビットコインETFと現物ビットコインを同じプラットフォームで取引できれば、資本とマージン効率が飛躍的に高まる。

  • 規制のスピード感

    新法制定には数年を要するが、既存枠組みの解釈次第で早期に施行可能。

  • 半年以内の成果見込み

    SEC・CFTCは仮想通貨業界や専門家との協議を進めており、6か月後には具体的な成果が期待される。

  • 国際的な枠組み活用

    米国外の企業も米市場に参入しやすくなるなど、グローバル市場への波及効果が見込まれる。