はじめに
ビットコイン(BTC)は2025年7月、今年4度目となる11万ドル突破を記録しました。背景には米国の大型減税法案可決や堅調な雇用統計、暗号資産の減税法案提出といった複数のポジティブ要因があります。さらに、S&P500やNasdaq100との相関性が非常に高まっており、株式市場の動向が仮想通貨市場に大きな影響を及ぼしています。
本記事では、仮想NISHI氏のマーケットレポートをもとに、現在の相場環境と今後の注目点をわかりやすく解説します。
【概要】
2025年7月、ビットコイン(BTC)は今年4回目となる11万ドルの大台を突破しました。今回の上昇には、米国で可決された大型減税法案や、底堅さを示した米雇用統計、さらに暗号資産の減税に関する法案提出といった複数の好材料が重なっています。
現在のビットコインは、株式市場との相関性が極めて高い水準にあり、特にS&P500やNasdaq100との相関係数はそれぞれ+0.92と非常に強い結びつきを示しています。一方で、かつて高い連動性を見せていたゴールドとの相関は0.23まで低下しており、ほぼ非連動状態となっています。このことから、ビットコインは再びリスク資産としての性格を強めていると読み取れます。
また、オプション市場では、12万ドルから14万ドルといった高水準に建玉が集中しており、市場参加者が最高値更新を意識していることが明らかです。さらに、プットコールレシオ(PCR)と呼ばれる市場心理を示す指標も、現在の強気ムードを裏付けるものとなっており、投資家の多くがさらなる上昇を期待している状況です。
【特徴】
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強まる株式との連動性
過去2か月間のデータで、S&P500・Nasdaq100とそれぞれ+0.92の高相関。株価と連動して動く「リスク資産」としての性格が顕著に。 -
市場参加者の強気姿勢
オプション市場で12万〜14万ドルに向けた建玉が増加。プットコールレシオ(PCR)も強気を示唆し、さらなる上昇への期待が高い。 -
高まるボラティリティリスク
アクティブOI(未決済建玉)が急増。今後の急騰・急落など、短期的な値動きには注意が必要。
【注目ポイント】
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株価との高相関は続くか?
FRBによる利下げ観測が現実化すれば、ビットコインにもさらなる追い風となる可能性あり。 -
14万ドルを見据える建玉に注目
最高値更新後の次なるターゲットとして、14万ドルラインが意識されつつある。 -
今後の経済指標に警戒
7月8日豪州政策金利、10日FOMC議事録、15日米CPIと、今後の重要指標が価格に影響を与える可能性あり。
まとめ
ビットコインは2025年7月、複数の好材料を背景に11万ドルの大台を再び突破。株式市場との高い相関性を保ちつつ、投資家の心理も強気に傾いています。
オプション市場では12万ドル超の価格帯に建玉が集中しており、最高値更新後の14万ドル到達も視野に。とはいえ、アクティブOIの増加が示す通り、ボラティリティの高い展開も予想されるため、今後の経済指標発表や金利動向には引き続き警戒が必要です。
仮想NISHI氏の分析は、短期の相場観を掴むうえで有益なヒントを与えてくれます。